コラム

【家づくり】樹脂窓から考える、世界と日本のエネルギー事情と加速する高断熱な未来づくり SDGs・ZEH住宅と光熱費削減


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こんにちは、地域密着57年 愛知県日進市の工務店 伊駒建設です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は「世界と日本のエネルギー事情と加速する高断熱な未来づくり」についてご紹介します。

世界と日本のエネルギー事情

●まだまだ伸びる世界のエネルギー消費
新興国を中心とした経済成長と人口増加により化石燃料の需要増大が見込まれています。
限りある資源をめぐって世界で資源獲得競争が激化する懸念があります。

●在宅時間とともに電力消費も増加傾向
新型コロナウイルス感染症の影響で在宅率が上昇し、家庭部門(住宅)のエネルギー消費も上昇傾向です。
冷暖房などの大きなエネルギー消費を減らすことが急務となっています。

●高騰する光熱費
化石燃料など資源の獲得競争が激化し光熱費が高騰しています。
この傾向は今後も続くと考えられます。

●懸念される日本の熱帯化と異常気象
全国的な気温上昇や局所的な降水量増が進んでいます。
酷暑の夏、冷房による電気使用量も増えるばかりです。

加速する高断熱な未来づくり

●脱炭素社会に向け国が本格的に動き出した
今、世界中でエネルギー獲得競争が激しくなり、日本の暮らしにもさまざまな悪影響が予測されています。
そのひとつとして電力需給がひっ迫し、電気代やガス代の高騰がさらに進むことで、寒い日でも満足に暖房できない家が増えてしまうことが考えられます。

問題の本質は、日本の家の断熱性能の低さと、それを招いてきたこれまでの住宅施策にあります。
これまで住宅の省エネ政策は、直近で簡単にやれることだけを積み上げていく方針(=フォアキャスティング)で決められてきました。その結果、いまだ日本の住宅の8割以上が実質「無断熱」にとどまり、寒さやエネルギー不足への備えがまったくできていない状況にあります。

必要なのは、未来のあるべき姿から逆算して解決策を考える方針=バックキャスティングへの転換です。
2050年の脱炭素社会に向けて、国もようやく住宅のあり方を根本から見直すべく動き出したのです。

これから断熱等性能等級6をスタンダードに

政府と国交省は、国民の誰もが健康で快適に暮らせる未来を見据え、2050年の望ましい住宅のあり方から逆算して目標を設定していく取り組みを始めています。

2022年、実に23年ぶりに断熱等性能等級4を超える上位等級が新設されました。ZEHレベルの等級5だけでなく、その上の等級6,また世界的にも最上位水準といえる等級7まで新設されたことは業界でも驚きをもって受け入れられたのではないかと思います。

新しい断熱等性能等級を、その効果から見てみましょう。
まず室温への影響です。室内の様子をサーモグラフィー(赤外線カメラ)で見れば効果は一目瞭然で、旧来の等級4の家が底冷えするのに対し、等級6以上なら足元から暖かく快適、健康的に過ごせます。

エネルギー効率の観点でも効果絶大です。等級4の家は暖房熱が逃げだしやすく、夜間に暖房を切ると明け方の最低室温は8℃にまで落ち込みます。これが等級6になると、暖房に必要なエネルギーは半分以下で済むようになり、明け方も寒さを感じにくくなります。等級7ではほぼ無暖房と言ってよく、明け方も室温がほとんど下がりません。これからの住宅は等級6以上を目指したいものです。

断熱等性能等級

断熱等性能等級

カギをにぎるYKKの樹脂窓APW330と430

断熱等性能等級6以上を実現するのに必要不可欠となるのが、窓の高性能化です。
これまで多くの日本の家を寒くて電気代の高い低断熱住宅にしてきた最大の原因は、家の中で熱の出入りが一番大きい「窓」、すなわち広く普及しているアルミサッシなどの低断熱の窓にありました。
これはつまり「窓」の高断熱化こそが、日本の家を暖かく電気代の心配のない高断熱住宅に変えていくカギになるということでもあります。

ここ10年、住宅部位の中で断熱性能を最も進歩させてきたのは間違いなく窓です。中でもYKK APの樹脂窓は、これまで多くはアルミサッシやアルミ樹脂複合窓にとどまっていた日本の窓を、世界的にも恥ずかしくないレベルにまで一気に押し上げてきたといえます。
この流れが今後さらに加速し、高断熱な樹脂窓が広く普及していくよう願っています。

断熱性能

高断熱が「あたりまえ」の未来へ

当面、適合義務化が定められている等級は4,5ですが、少し先を見据えれば、暖かさと電気代の安心を両立できる等級6が「あたりまえ」となっていくことは間違いありません。窓の性能アップは、そのための生命線といえます。想像してみてください。これからの新築住宅がすべて等級6以上になれば、どれだけすばらしい未来が訪れるでしょうか。誰もが冬は暖かく、夏は涼しく快適に暮らすことができ、電気代を抑えられ、健康にもいい、しかも地球にもやさしい、幸福な社会。そんな未来に向けて、住まいづくりに携わるすべての皆様のお力をぜひお借りしたいと思います。

YKK APサイトより引用

https://www.ykkap.co.jp/consumer/satellite/products/articles/shoene-joitokyu/

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家族の健康と、家の温熱環境は繋がっていることが分かってきています。
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記事掲載日:2024年04月29日







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