【地中熱】地中熱利用施設　導入事例のご紹介～蒸し暑い夏も凍える寒い冬もホッとする家

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こんにちは、地域密着56年愛知県日進市の工務店伊駒建設です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は「地中熱利用換気システム」をS様邸に導入した物件のご紹介です。

室内エアコンを使わずに猛暑の今夏を過ごせました

地中熱利用換気システムのジオパワーシステムを導入したきっかけは何ですか。

エアコンをつけたときの冷気・暖気があまり好きではないのと、光熱費を節約したい！との思いもあって、GEOパワーシステムを導入すればエアコンを使わなくてもなんとか暮らせるのではないかと導入を決めました。

以前の暮らしと比べて光熱費に違いはありましたか。

しばらくの間、今の家とは違う、地中熱利用換気システムの入っていない家に住んでいました。築古の平屋住宅に断熱リフォームをして住んでいたのですが、真冬は足元が冷え、真夏は熱ごもりのせいで、冷暖房なしでは快適に暮らせない状況でした。とはいえ、エアコンに頼りっぱなしの生活は嫌だったので、我慢をしながら、どうしても足りないときはエアコンに頼る、という暮らし方で、昨年の電気代は真冬で12,800円程度、真夏で8,000円程度でした。

今の家は、今年の4月から住み始め、真夏を過ごしましたが、平屋から2階建てになり、広くなっていることもあり、真夏の電気代が12,700円程度でした。昨年に比べ電気代が上がっていることも考えると、室内のエアコンを使わずに、我慢することなく過ごせたので、GEOパワーシステムがあってよかったと思っています。

実際に地中熱利用換気システムの家に住まわれてのご感想は。

以前の家では、我慢をして、電気代を極力抑えようという生活だったのに対し、今の家では、あまり我慢することなく、室内のエアコンを使わずに真夏を乗り越えられたので、気持ちが軽くなっている気がします。
また、以前の家は、リフォームコストを抑えるため床を複合フローリングにしており、冬は足元がとても冷たく、梅雨時期はジメッとした感じがするので、１年中スリッパを履いて過ごしていました。今の家は、無垢フローリングの床にしているので、梅雨時期もサラッっとしており、スリッパいらずで過ごせています。

その他地中熱利用換気システムにして良かったことは。

この夏、本当に暑い日が続きましたが、室内のエアコンは使用せず床下のヒートポンプを深夜電力の時間帯のみの利用で何とか過ごせました。室温は、夕方の最も暑い時で29℃程度と、決して誰もが快適と感じる空間ではありませんが、エアコンの冷気は苦手で、エアコンを使わなくて過ごせたことが何よりもよかった点です。

2階は1階に比べると暑かったので、熱帯夜が続いたとき、息子は1階で寝ていました。夜中は涼しすぎるくらいで、布団をしっかりかけて眠っていたようです。私は暑い時は窓を開け、2階で扇風機をかけて寝ていました。平屋と違って２階建ての家は、窓を開けて寝られるのがいいですね。

あと、以前に今の家に住んでいた時のことですが、冬の夜中から明け方にかけての冷え込みが抑えられていたようで、夜中にトイレに行ったり、朝早く起きるのがあまり苦ではなかったのを覚えています。また、地中熱利用換気システムのジオパワーシステムがない家と比べると、足元が冷たくありませんでした。

来客時等の反応はいかがですか。

大学生の娘が夏休みを利用して8月中頃に帰ってきていたのですが、エアコンなしでも1階がとても気持ちいいからと、1階でずっと過ごしていました。もちろん、日中も室内のエアコンは使っていません。

地中熱利用換気システム以外に省エネな取り組みなどされていますか。

夏の間は、日射を遮るため、仕事に出かける前に1階と2階の掃き出し窓の雨戸を閉め、夕方に家に帰ってきて雨戸をあけるということをしています。日中は家族は出かけて家にいないため、室内が暗くなっても問題ないので。逆に冬は日射を最大限に取り込めるよう、日中は雨戸をあけ、夕方には雨戸を閉めるということをしようと思っています。
あと、地中熱利用換気システムの吹出口付近にクッションを置いており、お風呂掃除の後や、運動をした後など、汗をかいてしまったような時は、いつでも涼めるようにしています。