【地中熱】導入事例のご紹介～美祢市秋吉地域まちづくりセンター様（山口県）ついてご紹介～

.
こんにちは、地域密着58年愛知県日進市の工務店伊駒建設です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は「美祢市秋吉地域まちづくりセンター様（山口県）」についてご紹介します。

地中熱

美祢市秋吉地域まちづくりセンターは、地域のコミュニティ拠点施設として、積極的な利活用や交流を通して「世代を超えた地域のつながり」をすすめるなど、将来にわたり魅力のあるまちづくりを推進するために整備されました。

施設内は木材が多く使用され、特に天井等構造材には、美祢市産立木の伐採に係る事前調査をはじめ、乾燥から品質管理までを、山口県木材協会・山口県美祢農林水産事務所の協力のもと、市職員が自主検査等実施した木材が使用されています。

また、地中熱利用換気システム「ジオパワーシステム」の外気処理システムを採用し、建物の換気により感染症対策をしっかり行いながら、外気取込による負荷を地中熱で緩和することで省エネを図り、地球温暖化対策にも貢献しています。

地中熱

DATA

完工：2025年1月

GEO施工：株式会社ジオパワーシステム

タイプ：外気処理システム（蓄熱無）

GEOパイプ：4本（φ380）

延床面積：1453.5㎡

GEO対象面積：370.71㎡

施工の流れ

①GEOパイプ埋設
②配管
③配管②
④配線
⑤床・吹出し口設置
⑥動作確認

GEOパワーシステム粉塵除去のしくみ

GEOパイプは二重構造になっており、地中で熱交換した外気を効率良く取り込むことができます。また、空気を浄化する機能もあり、取り込んだ空気中に含まれる花粉・チリ・ホコリなどを80％以上除去します。

ジオパワーシステム

夏のGEOパワーシステムのしくみ

森の木陰の涼しさを

夏は小屋裏の熱い空気を排出し、一方で温度の低い地中熱や夜間の冷気を床下に蓄熱して、家の中を自動的に循環・換気をしながら日中の温度の上昇を抑えます。

地中温度14~16℃

リチウムイオン電池による事故を防ごう

昨今ではノートパソコンをはじめ、スマートフォン、タブレット、モバイルバッテリーなど私たちの生活に欠かせない多くの機器にリチウムイオン電池が搭載されています。小型で大容量・繰り返し充電が可能という特性から、我々の日常生活のさまざまな場面で活用されるようになりました。一方で、取り扱いを誤ると火傷や火災など大きな危険を伴うケースもあります。今回はリチウムイオン電池搭載機器を使用する上で注意すべきポイントについて紹介します。

過去の事例として、スマートフォンの発火事故は世界的にも大きな話題となりました。製品に搭載されていたリチウムイオン電池が過熱し、充電中や使用中に発火するというもので、全世界で販売停止・リコールに至る騒動となりました。また、日本国内でも、モバイルバッテリーの発火によってバックの中で火災が発生し、電車を止める事態になったケースも。近頃では家の中でリチウムイオン電池搭載機器が突然発火し、火災となる事例も増加しています。

リチウムイオン電池搭載機器を使う上で注意するポイント

リチウムイオン電池による事故を防ごう
・正規品を使用する
特にインターネットで購入した純正品でないリチウムイオン電池搭載製品の事故が多く発生しているといわれています。
リチウムイオン電池搭載製品は、製品本体とバッテリーの両方の制御機能で安全かつ最適な機能を実現できるよう設計されています。組み合わせによっては制御機能が正常に働かず事故に至るおそれがあるため、純正品の使用が推奨されます。

・充電・放置は安全な場所で
製品を布団やクッションの上、カバンの中など熱がこもりやすい場所に置かないことが重要です。放熱が不十分になると内部温度が上昇し、発火の原因となってしまいます。また、長時間の過充電を避けるため、充電が完了したら速やかにケーブルやコンセントを外すよう心がけましょう。

・衝撃を与えない
リチウムイオンバッテリーは外部からの衝撃でへこんだりすると、内部ショートし、発煙・発火につながります。リチウムイオンバッテリー搭載製品は小型のものも多く、うっかり手をすべらせて落下させたり、ポケットに入れたまま座ってしまって事故となるケースも、万が一、膨張や異臭、発熱といった異常を感じた際は、すぐに使用をやめ、製造元や専門の回収窓口などに相談しましょう。

・一般ごみで廃棄しない
一般ごみと一緒に廃棄した場合、ごみ収集車で圧縮されることで火災につながり、ごみ収集車の破損、付近の住宅への延焼や、清掃局員の方たちのケガ、焼却施設の火災の原因となる恐れがあることから、廃棄時は注意が必要です。各自治体のルールに従い適切に処理しましょう。