コラム

【減税】災害時代「賢い立地選び」住宅ローン減税と家族を守る住まいの新基準


こんにちは、地域密着58年 愛知県日進市の工務店 伊駒建設です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

今日は「“未来の家族の幸せ”を守るための住宅ローン減税」についてご紹介します。

 はじめに:いま、家づくりの羅針盤が変わりつつあります

住宅ローン

政府・与党が2026年度の税制改正に向けて、土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)など災害リスクの高い場所(津波や洪水など)に建つ新築住宅を、住宅ローン減税の対象外にするという検討を始めました。

 

これは「税金が戻る・戻らない」という単純な損得の話ではありません。
もっと大きな意味があります。

 

防災ハザードマップ

それは、“災害が増え続ける日本で、どこに住むのが本当に安全なのか”という問いを、国が正式に投げかけてきたということです。

伊駒建設は地域のご家族の暮らしを見守ってきた工務店としても、今回の流れは強く共感できるものがあります。

 

結論はとてもシンプルです。

 

💡 住宅ローン減税の有無に関わらず、災害リスクの高い土地は、これからの家づくりにおいて“選ぶべきではない”という明確なメッセージである。

 

家は「家族の命」と「将来の資産」を守る場所だからこそ、立地選びは何よりも大切なのです。

 

 

1. 今回の議論の核心:「どんな土地が対象?」

住宅ローン減税の適用除外として検討されているのは、以下のような“危険度が極めて高い”と判断された区域です。

 

  • 土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)

土砂崩れや土石流が発生した際、人命への被害が甚大になる恐れがあると指定された区域。建築に厳しい制限があります。

 

  • 災害危険区域

自治体条例により、原則として建築が禁止または強く制限されている場所

これらは「少し危険」ではなく、専門家が「住むには危険すぎる」と判断した地域です。
つまり、今回の税制見直しは、“居住を国として推奨しない”という意思表示にほかなりません。

防災ハザードマップ

2. 減税よりもはるかに重い、「命」と「資産」のリスク

仮に制度が変わり、危険区域にも減税が復活したとしても――
そこで暮らすことは、家族の未来に大きなリスクを抱えることになります。

2つの視点でその理由を見てみましょう。

 

2-1. 命を守ることは、お金では買えない

災害時、レッドゾーンや浸水想定区域では、以下のような問題が起こります。

 

🌧 避難の難しさ

夜間や高齢者のいる家庭では避難が遅れやすく、土砂や洪水で逃げ場を失う可能性があります。

😥 日常の精神的ストレス

毎年の豪雨や地震ニュースを見るたびに「うちは大丈夫だろうか…」と感じる生活が続くことは、心に大きな負担となります。

 

家は、本来 「安心して眠り、家族団らんが生まれる場所」 であるべきです。
災害への不安を抱えたままの暮らしは、幸せな生活とは言い難いものがあります。

防災洪水ハザードマップ

2-2. 資産価値の下落は避けられない

家は何十年も守っていく大切な資産。
しかし危険エリアではこんな問題があります。

 

🏠 売却が難しい

災害リスクへの国民意識が高まり、危険区域の不動産は買い手がつきにくい状況が加速しています。

 

💸 保険料の高騰

火災保険・水災補償は年々高額化。再建費用を賄いきれないケースも。

🏦 住宅ローン審査が厳しくなる可能性

すでに「フラット35S」はレッドゾーンで利用不可。
今後、民間金融機関もリスクを考慮し、融資が通りにくくなる流れが予想されています。

 

 

大切な資産を守るうえでも、安全な立地を選ぶことは必須になりつつあります。

 

防災ハザードマップ

3. ハザードマップは「色の薄い場所なら安全」ではない

 

ハザードマップを見ると、つい“色の薄い場所=大丈夫”と思いがちですが、実際は違います。

  • 近年の豪雨はハザードマップ想定を超えるケースが多発
  • イエローゾーンでも土砂災害が起きる可能性は十分あり
  • 過去の災害履歴を見ると、想定外の場所で被害が起きる例が多数

安全を考えるうえで、「色で安心する」のではなく、「その地域の特性を理解する」姿勢が必要です。

 

以下に、愛知県日進市とその近隣のハザードマップの自治体リンク先を掲載しますので、ぜひご確認ください

 

  • 日進市 洪水ハザードマップ

https://www.city.nisshin.lg.jp/department/soumu/bousai/5/2/2/map/5190.html

 

  • 日進市 防災対策マップ

https://www.city.nisshin.lg.jp/department/soumu/bousai/5/2/2/map/5191.html

 

  • 東郷町 ハザードマップ

https://www.town.aichi-togo.lg.jp/material/files/group/7/mappuomote.pdf

 

  • みよし市 ハザードマップ

https://www.city.aichi-miyoshi.lg.jp/soshiki/somu/bosai/shouboubosai/bosai/map/suigaimap.html

 

  • 長久手市 防災ハザードマップ

https://www.city.nagakute.lg.jp/soshiki/kurashibunkabu/anshinanzenka/1/2/bosai_category/bosai_map/1129.html

 

  • 豊明市 水害・土砂災害ハザードマップ

https://www.city.toyoake.lg.jp/secure/21523/kjm.pdf

 

  • 尾張旭市 ハザードマップ

https://www.city.owariasahi.lg.jp/site/bousai/39930.html

 

 4. 地域密着58年の工務店として経験からまとめた、賢い土地選びチェックリスト

 

私たちが日頃から家づくりのご相談を受ける際に、必ずお伝えしているポイントです。

✔ 1. 公的な危険区域の確認

自治体のハザードマップ、危険区域指定を必ずチェック。

✔ 2. 複数の災害リスクを重ねて見る

洪水・土砂災害・液状化・津波、過去の災害履歴も確認する。

✔ 3. 周辺インフラの「災害時の強さ」も確認

避難所の位置、避難経路、近隣道路の強度、病院やスーパーが機能するか――
暮らしは家だけで完結しません。

 

住宅ローン

まとめ:安全な立地は、家族の幸せを守る“未来への贈り物”

今回の住宅ローン減税の見直しは、
「災害リスクの高い土地を選ばないでください」
という国からの明確なメッセージ。

 

今は通勤が便利、価格が安いといったメリットが気になるかもしれません。
でも、ご家族の10年、20年、30年先を考えると、
安全な立地ほど価値のあるものはありません。”

 

家は、家族の幸せを包み込む“よりどころ”。
安心できる場所であってこそ、多幸感あふれる暮らしが生まれます。✨

 

 

地域密着の工務店は土地探しから家族の未来を守ります

「どこに建てるべきか」
「その土地の安全性はどうか」
という段階から、お客様の家づくりを丁寧にサポートしています。

 

日進市で地域密着58年、地域の暮らしを支えてきた工務店として、
安全・安心・家族愛のある住まいをご提案しています。どうぞお気軽にご相談ください😊

 

 

伊駒建設では、新築工事や、耐震リノベーション、断熱リフォームなどの個別相談を行っております。

地域密着58年の工務店として、ご相談・お見積は無料ですので、ぜひお気軽にお問合せください。

 

住宅ローン

 

愛知県日進市の伊駒建設は、地域密着58年の工務店として、快適な住まいづくり、お庭づくりのお手伝いを行っています。お気軽にお問い合わせください。

 

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記事掲載日:2025年12月11日







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