コラム

【家づくり】パッシブデザイン~高気密高断熱住宅の住み心地 光と風を取り込む暮らし


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こんにちは、地域密着58年 愛知県日進市の工務店 伊駒建設です。
いつもご覧いただきありがとうございます。今日は「パッシブデザインと高気密高断熱住宅の住み心地」についてご紹介します。

愛知県日進市の伊駒建設では自然の力を借りながら省エネルギー化を図る建築家デザイン住宅を作っています

パッシブデザイン

太陽、風、周辺環境も考えた心地よくてお財布にもやさしい暮らし
どのように影が敷地に落ちるのか、どのような光や風が入るのか
新しい暮らしの第一歩は住まいの温熱環境を知ることから始めましょう

パッシブデザインとは

パッシブデザインとは、建物の周りにある⾃然エネルギー(太陽、⾵、地熱)を最⼤限に活⽤し、少ないエネルギーで快適な室内空間を実現する建築設計の考え方です。

「パッシブ」とは受動的、対義語として「アクティブ」が能動的です。
この受け身としての考えを、建物に取り入れて住宅を設計していく事がパッシブデザイン住宅と呼んでいます。地域密着の伊駒建設と、アトリエ建築家だからこそ設計できる、パッシブデザインについて詳しくご紹介していきます。

パッシブデザインの5大設計手法

・気密断熱性能:気密性能・断熱性能の高い家

・日射取得: 日射(太陽)を上手く室内に取り入れる設計

・昼光利用:昼間に照明をつけなくても明るい家

・日射遮蔽(しゃへい):庇(ひさし)などで日射を遮蔽して太陽光を調整

・自然風の利用:開口部(窓)から風(空気)の流れを意識した間取り

自然の力を利用する「パッシブデザイン」とエアコンや太陽光発電システムなどの高性能な設備を用いた「アクティブデザイン」。両者を取り入れることでエアコンの 運転期間や設定室温に近づけるためのエネルギー消費量を減らすことができ光 熱 費を 大 幅 に 抑えることが できます

パッシブデザイン 自然の力 + アクティブデザイン

パッシブデザイン、アクティブデザイン

高性能設備:心地よさを最小限の光熱費で
[パッシブデザイン+アクティブデザインを取り入れた室温の変化]
心地よい室温に近づき冷房費を抑えられる

パッシブデザイン(自然の力)を取り入れた室温
アクティブデザイン(高性能設備)を取り入れた室温

心地よい室温に近づき暖房費を抑えられる

年間を通じて自然の力 隣家が落とす影も考慮

隣家が落とす影も考慮
住んでから「思っていたのと何か違う…」とならないように、住まいの温熱環境についても納得して暮らしていただきたいと考えています。そのため、日当たりについては敷地内の影の動きも考えながらプランを検討します。日中長く過ごす部屋は影が少ない明るく環境の良い場所へ。土地を読むことができる建築家だからこそ最良のプランを提案できるのです

春・秋のパッシブ自然の力 日射と風

春・秋のパッシブ
適度に日差しや風を取り込み気持ちよく過ごす

断熱、日射遮蔽、日射熱利用暖房、昼光利用 + 自然風利用
窓を開けて気 持ちの良い季節は 、風を取り込 めるように 窓の位 置 や種類を計画します

※建設地近隣のある地点での一定期間における各方位の風向および風速の頻度を表した図
建設エリアの風の傾向も把握したうえでプランニングします

直射日光をさえぎり夏も心地よく

直射日光をさえぎり夏も心地よく

日射遮蔽(しゃへい):夏のパッシブ 自然の力+高性能設備

日射遮蔽

最小限の冷房で涼しく過ごす

夏のパッシブを実現するために

夏のパッシブを実現するために
・断熱
光熱費を抑えて、冷房を十分効かせるためには高断熱化して熱を逃がさないことが重要です。
・日射遮蔽
軒や庇で夏の直射日光をブロック。窓ガラス選びも遮蔽効果に影響します。夏も快適に過ごすためには対策は必須。
・昼光利用
昼間はできるだけ照明に頼らず、太陽の光で室内を明るくします。

室温で見る夏のパッシブ

 

室温で見る夏のパッシブ
冷房をつけない場合の室温変化を確認します。室温が低いほど少しの冷房時間・少ないエネルギー消費で快適に

断熱性能の指標の1つであるUA値は日当たりや気密性能などが考慮されないので、快適かどうかの判断はできません。
周辺環境や暮らしかたを考慮する「室温シミュレーション」で住まいの環境をご確認ください

太陽の熱で冬もポカポカ

太陽の熱で冬もポカポカ

日射取得 :冬のパッシブ 自然の力+高性能設備

日射取得

最小限の暖房で暖かく過ごす

冬のパッシブを実現するために

 

冬のパッシブを実現するために
・断熱
光熱費を抑えて、暖房の効きを良くするためには高断熱化して熱を逃がさないことが重要です。
・日射遮蔽
太陽の方位や高度を考えて適切な位置に窓を配置。窓ガラス選びも工夫をしています
・昼光利用
昼間はできるだけ照明に頼らず、太陽の光で室内を明るくします。

室温で見る冬のパッシブ

室温で見る冬のパッシブ

暖房をつけない場合の室温変化を確認します。朝が暖かく、日中も太陽熱が活かせると快適に過ごせます

昼光利用:昼間に照明をつけない

昼間に照明をつけなくても明るい家。自然光を上手く取り入れた室内は省エネでもあります。
住宅設計においては、住宅などの用途では自然採光確保が必須とされています。
居室では採光計画されるのが当たり前ですが、建物の設計をする建築家が日照シミュレーションを行い、住宅を建てる敷地の周囲環境(建物)も考慮し、季節別、時間別に建物内にどのように陽射しが入ってくるかを可視化するプレゼンをご用意しています。

自然風の利用:空気の流れを利用する

冷たい空気と暖かい空気が同じ室内に存在すると、冷たい空気は下に沈んでいき、暖かい空気は上昇していきます。この特性を利用して室内の空気循環が良くする間取りを設計するのが建築家です。また地域の風配図を活用し、壁の窓の位置や高さを計画しています。ウインドウキャッチという言葉のとおり、風を捕まえて、室内に取り込む方法です。縦すべり窓などを設置します。吹き抜けやシーリングファンを計画すると、室内に風の流れをうまく作り出すので空気循環が良くなります。

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伊駒建設×建築家によるパッシブデザイン
伊駒建設と建築家は建築予定地に実際に足を運び、自然環境や周辺環境を把握し、その土地に合った設計を行います。地域の特徴を生かした設計で、エアコンなど機械を利用したエネルギーは最小に、自然エネルギーを最大限活用し、光熱費を抑えて快適に過ごせる住まいを設計しています。

愛知県の地形は、西部の山地、中央部の丘陵と台地、東部の平野に大別されます。平野は最も広い面積を占めており、標高50m以下の地域だけでも約半分を占めています。得られる自然エネルギーの特徴も、地域ごとに異なる傾向があります。また、愛知県東部は名古屋市を中心とした住宅密集地が多いため、日差しの入り方やエネルギーの活用方法については慎重な配慮が必要です。愛知県の地域特性を理解している私たち伊駒建設と、土地を読み生かす力のある伊駒建設と建築家が、あなたに最適の快適で省エネな暮らしをご提案します。

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記事掲載日:2025年02月08日







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