【家づくり】地中熱利用換気における空気浄化とグリ石蓄熱による節電対策・遠赤外線効果

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こんにちは、地域密着56年愛知県日進市の工務店伊駒建設です。
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今日は「地中熱利用換気における空気浄化とグリ石蓄熱による節電対策・遠赤外線効果」についてご紹介します。

空気をきれいに～粉塵が水に吸着～

地中に埋設した熱交換パイプ（地中熱利用換気のジオパイプ）は、地中熱による温度の底上げ・底下げの効果だけではなく、パイプ底の水の特性を自然なカタチで活用した「空気の浄化」という副産物的な効果もあります。空気中のチリやホコリ、花粉、PM2.5などがパイプ底の水付近を通過する際、水に吸着することで、室内に送り込まれる空気がよりクリーンになる仕組みです。パイプ底の水は定期的にキレイな水に交換し、常にすがすがしさを保っています。また、湿度が高い季節はパイプ内での結露で、空気中の余分な水分を取り除き、一方、乾燥する季節は、パイプ底の水により加湿され、過度な乾燥を防ぎます。

粉塵除去率グラフ

粉塵除去率グラフが示す通り、花粉程度の大きさ(５μｍ)の粉塵では、90％以上除去できていることが確認されています。また、PM2.5（ここでは2.5μｍ以下の粒子を表す）のカットについてもある程度の効果があると言えます。（※粉塵除去の効果は地域、条件等により異なります）
ＧＥＯパワーシステムの家にお住まいのお客様からは「花粉症がやわらいだ」「空気がキレイですがすがしい」などといった嬉しい声を頂戴しております。下記のリンクもぜひ、ご参考にしていただけますと幸いです。

グリ石蓄熱による節電対策・遠赤外線効果

ぬくもり（ひんやり）をキープする　心地よさの秘密は「床下の石」
グリ石に蓄熱・蓄冷し節電できる、地中熱利用換気のジオパワーシステムでは、床下換気口をなくし、こぶし大のグリ石を床下いっぱいに敷き詰めてあります。グリ石層（砕石蓄熱層）は表面積がコンクリート床の何十倍にも相当し、非常に蓄熱（蓄冷）効果があります。グリ石層に蓄熱（蓄冷）することで、節電対策にもつながります。そして安定した地中熱によって温められたグリ石は、遠赤外線効果をもたらしてくれます。

遠赤外線の効果

グリ石蓄熱層冬遠赤外線は最近、「生物を活き活きとさせる光」や「体を健康にする光」、「食品をおいしくする光」などと大いに話題になっています。しかも生物学会や近年急速に発達したバイオテクノロジー分野の研究では、遠赤外線の中の４ミクロンから14ミクロンまでの波長帯が生物の発育にももっとも有効であることがわかってきました。この波長帯の遠赤外線を「超遠赤外線」（スーパー・インフラレッド・レイ＝ＳＩＲ）と呼び、太陽光線に含まれるこの遠赤外線を特に「育成光線」とも呼んでいます。すなわち、「健康光線」ということです。