コラム

【補助金】「GX ZEH」ってなに? 未来の新築住宅の新しいカタチとは


こんにちは、地域密着58年 愛知県日進市の工務店 伊駒建設です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は「最近良く効く、GX ZEH(ジーエックス・ゼッチ)ってなに?」をご紹介します。

 

「GX ZEH」ってなに? 未来の新築住宅の新しいカタチ

2026年に家づくりをお考えの皆さまこそ、知っておきたい住まいの新基準です

順を追って、分かりやすくご説明していきますので、最後までお読みいただけますと幸いです

GXZEH

 

Q1.そもそも「ZEH(ゼッチ)」って何?

 

A1. 「ZEH」は「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略です

家が1年を通して使うエネルギー(冷暖房・給湯・照明・換気など)を、できるだけ減らして、さらに太陽光発電などでエネルギーをつくって、使った分と作った分を「ゼロ」または「マイナス」にしようという住宅のことです。

 

たとえば、エアコンやお湯をつくる機会を省エネ仕様にして、屋根に太陽光パネルをのせて電気をつくると、「電気代が少ない」「環境にやさしい」というメリットがあります。
なので、ZEH住宅はこれからの家づくりでは「これくらいやっておこう」という基準になってきました。

地球温暖化

 

Q2.じゃあ「GX ZEH(ジーエックス・ゼッチ)」って何が違うの?

 

A2. 「GX ZEH」は、ZEHのさらに先をいく新しい住宅の基準です。

「GX」は “Green Transformation(グリーントランスフォーメーション)” の略で、家づくりを通じて、環境にも、暮らしにも、未来にもやさしい住宅を目指そうという考えから生まれています。

具体的には:

  • 外の冷たい・暑い空気が入ってこないように“家全体の断熱性能”をグッと高める。
  • 冷暖房や換気機器・給湯器・照明など、家じゅうの設備をとても高効率なものにする。
  • 太陽光発電だけでなく、蓄電池(電気を貯める装置)や、HEMS(家庭用エネルギー管理システム)などを導入して、電気をつくって、ためて、上手に使う。こうしたすべてを組み合わせて、1年間で「一次エネルギー消費量(家の中で使う電気・ガス・灯油など)を、使った分-作った分=ゼロ、あるいはマイナス」にすることを目指す住宅です。
    つまり、ZEHが「ゼロにできる住宅を目指す」なら、GX ZEHは「ゼロを超えて、もっとエネルギーをつくって節約・自立を目指す」住宅、というイメージです。

温暖化

Q3.どうしてこんな基準ができたの?

 

A3. なぜ住宅の基準がどんどん高くなっているのかというと、

国(政府)が「2050年までにカーボンニュートラル(温室効果ガスをできるだけ少なくする)」を目指しており、住宅・建築の分野でもエネルギーを使う量を削減し、再生可能エネルギーを使う量を増やそうとしているからです。

 

また、「2030年度以降、新築住宅にはZEH基準の水準の省エネルギー性能を確保させる」という政策目標も示されています。

 

さらに、「家を建てた後に大きく直すのが難しい外の殻(壁・屋根・窓などの外皮部分)は、新築時にしっかり高性能にしておきましょう」という考え方も新しい基準に含まれています。

つまり、家づくりの段階で「環境にも人にも負担をかけない」住まいを設計することが、地域工務店としても重要になっています。

 

ZEH

Q4.具体的に「GX ZEH住宅」ってどんなレベルでつくるの?

 

A4. 具体的な数値や性能として、GX ZEH(戸建ての場合)の目安が定義されています。

例として:

  • 外皮性能:断熱等性能等級6レベルのUA値・ηAC値(断熱・気密・冷暖房効率などを示す数値)を満たすこと。

 

  • 再生可能エネルギーを除いた「基準一次エネルギー消費量」から35%以上削減再生可能エネルギーを加えると「100%以上削減(つまりゼロか、それ以上)」が目指されます。

 

  • さらに、蓄電池を入れて、HEMSでエネルギーを管理することが「必須項目」とされてきています。

 

これだけ聞くと「すごくハードル高そう」と思われるかもしれませんが、地域工務店としては、「この土地にこのプランで建てると、このくらいできる」と丁寧にシミュレーションして、お客さまと一緒に最適な仕様を選ぶことが大切です。

 

HEMS ヘムス

Q5.なぜ地域に密着した工務店が「GX ZEH住宅」をすすめるの?

A5. 次のような理由でGX ZEH住宅をご提案します。

 

  1. この地域の気候・風土を知っているからこそ最適設計ができる

    愛知県・東海エリアの夏の暑さ、冬の冷え込み、風の向き、日照の具合…を熟知しています。だから、断熱・遮熱・太陽光の配置などを土地・敷地条件からきめ細かく考えられます。

  2. 長期的な住まいの安心とコスト低減に貢献できる

    断熱・省エネ設備・創エネ設備をしっかり入れれば、毎月の光熱費を低く抑えられ、「建ててからの暮らし」がラクになります。地域に密着してきた経験から、お客さまの「将来何年暮らしたいか」を一緒に考えられます。

  3. 施工・メンテナンス・アフターがスムーズ

    地域の気候・建材・施工体制を熟知していますので、高気密・高断熱の施工精度を保つための細部まで手が届きます。これが「高性能住宅を実現するには施工が重要」という点で大きな強みになります。

  4. 環境にも地域にも貢献できる住まいづくり

    住まいから出るCO₂やエネルギーを減らすことは、地域社会の循環型・持続型の暮らしづくりにもつながります。「地元で長く暮らす家族の未来をつくる」ことが、地域密着の工務店としての使命です。

ZEH

Q6.GX ZEH住宅にすると、暮らしがどう変わるの?

A6. はい、実際の暮らしで体感できる変化もたくさんあります。

 

  • 冷暖房の快適さが上がる:外の暑さ・寒さを家の中に入れにくくするため、室内の温度差が少なく、「夏涼しく・冬暖かく」暮らせます。これによりヒートショック(寒暖差による身体の負担)などのリスクも下がります。
  • 光熱費が下がる・電気をつくる暮らし:自宅で電気をつくる・ためる仕組みがあるので、電気代・ガス代・灯油代などを抑えられます。また、「もしもの停電時」でも蓄電池があれば安心です。
  • 環境にやさしい暮らしが自然とできる:エネルギーをムダにせず、自分の家でつくるエネルギーを使うというスタイルは、地球にも未来の子どもたちにも優しい選択です。
  • 安心して長く暮らせる家になる:断熱・高気密・高性能設備の組み合わせで、家の性能が保証されやすく、「建てた後も安心」「手入れしながら長く住める」住まいになります。

スタイリッシュな物置

Q7.でも初期費用や難しさはないの?

 

A7. 確かに、GX ZEH住宅は高性能な部材や設備を使うため、初期費用が少し高くなることがあります。

しかし、その分、10年・20年・30年とスパンを見たときのランニングコスト(光熱費・メンテナンス費)を抑えられるので、「総合的コスト」を考えると十分メリットがあります。

また、施工の精度が悪いと性能が発揮できないため、施工実績のある工務店・ハウスメーカーを選ぶことが非常に大切です。愛知県日進市の伊駒建設は、地域で58年営んできた工務店ですので、土地・気候・建材・施工のノウハウがありますので安心です。

さらに、補助金制度の活用も鍵です。例えば2025年の「子育てグリーン住宅支援事業」では、GX志向型住宅(=GX ZEHに近い)で最大160万円の補助金が実施されました。

が、補助金枠が少なく、該当が難しかったというのが実情でしたが、2026年度は、補助金枠も、補助金額(110万円)に変更される予定となり、新情報を常に気にしてしなければなりません。

 

 

Q8.どうやって私たち(お客さま)が準備すればいいの?

A8. 家づくりを考え始めるなら、次のステップがおすすめです。

  1. 住みたい地域・敷地を明らかにする
    土地の条件(方角・隣家・周辺環境・日照・風通し)を把握することで、太陽光の設置や断熱設計が変わります。
  2. 暮らし方・家族の将来像を整理する
    何年住むか、何人で暮らすか、趣味や働き方など。住まいの性能を活かすためには「どんな暮らしをしたいか」がポイントです。
  3. 高性能住宅の仕様を理解する
    断熱材や窓、設備(エアコン・給湯器・照明)、太陽光・蓄電池・HEMSなど、どの仕様を入れるか相談しましょう。
  4. コスト・補助金・ランニング費用を確認する
    初期費用だけでなく、光熱費・メンテ費・補助金(国・自治体)なども含めて「何年でどれくらいお得?」を一緒にシミュレーションします。
  5. 信頼できる工務店・施工体制を選ぶ
    高気密・高断熱住宅は、施工の精度が性能を左右します。地域で長くやってきた工務店なら、地元の気候や建材・スタッフの経験があります。
  6. 設計・プラン段階で性能を数値で確認する
    外皮性能(UA値・ηAC値)、一次エネルギー消費量削減率、太陽光・蓄電池導入量、などを設計段階で数値で把握しておきましょう。
  7. 住んでからのメンテナンス・管理も話しておく
    高性能住宅ほど、換気や設備のメンテが大切です。工務店と住んでからの点検・アフター体制も確認しましょう。

太陽光発電システム

Q9.地域密着58年の工務店として、伊駒建設ができることは?

 

A9. 愛知県日進市の伊駒建設は、長年この地域で、たくさんのご家族の「家づくり」と向き合ってきました。その経験を活かして、

次のようなことをお手伝いしています。

 

  • この地域(愛知県/東海エリア)特有の気候・風土を考慮した断熱・日射・通風設計。
  • 敷地条件(隣家・方角・日照・風向き)を生かした太陽光発電や設備配置のご提案。
  • 高性能住宅を「暮らしやすく」「無理なく」実現するためのコストバランスと仕様選定。
  • 光熱費や将来のメンテナンスまで含めた住まいのトータルライフプランのご提示。
  • 建てた後も、点検・アフターサービスを通じて「長く安心して暮らせる家づくり」を継続。

つまり、「ただ高性能な家」ではなく、「この土地で、この家族が、この先ずっと快適に暮らせる家」を一緒につくることが、地域密着工務店だからこそできる強みです。

 

補助金

Q10.まとめ:GX ZEHにするなら、今がチャンス!

 

  • 家づくりの新しい基準「GX ZEH」は、断熱・省エネ・創エネ・蓄エネ・スマート管理のすべてを備えた次世代住宅のカタチです。
  • 地球環境・住まい手の暮らし・家計にやさしい暮らしを同時に実現できます。
  • 初期費用は少し高くなりがちですが、将来の光熱費削減、補助金活用、快適性の向上を考えると、賢い選択です。
  • 地域密着の工務店だからこそ、この地域・住まい手・暮らし方を理解して、適切にプランできます。
  • 今から準備を始めることで、2030年代に新築される住宅の「省エネ義務化」にも備えることができます。

 

 

これから家を建てる、または建て替えを考えている皆さまへ。
「暮らしを守る」「未来につなぐ」「地域とともに」の想いを込めて、GX ZEH住宅をご一緒に考えてみませんか?

お気軽にご相談ください!

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伊駒建設では、愛知県日進市の地域密着58年の工務店として、技術力と責任を持って、新築・耐震リノベーション・断熱リフォーム・お庭工事・外構エクステリアをご提案しています。ライフスタイルに合わせて建築家が最適なプランをご提案しています。

 

地域密着・創業58年の工務店がつくる家づくりを楽しんで頂けますと幸いです。

住まいのお悩み・ご相談は、「こんなこと聞いてもいいのかな」と思う小さなことでもお気軽にお問合せください。

 

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記事掲載日:2025年12月16日







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