家族構成:ご夫婦+子ども3人 延床面積:127.93㎡(38.69坪)UA値:0.38w/㎡k C値:0.29c㎡/㎡ 建築家:宮田恵実
▽こだわりポイント▽
・勉強や、読書など1人で過ごせる、おこもりスペース
・圧迫感のないスケルトン階段
・玄関からLDKへ続く主動線とは別に裏動線もあり回遊できるつくり
・キッチンカウンターとしても使える大型のダイニングテーブル
家づくりでかなえられたことは何ですか
・野菜のストック場所など多様な使い方ができる玄関収納
・子どもたちの愛読書を収める本棚があるライブラリー
・フルオープンの3兄弟専用のスペース
・子どもたちの遊び場にもなる壁で囲った中庭
アトリエ建築家との打合せいはいかがでしたか
床を5つのレベルに分けて空間が上下階に緩やかに連なるスキップフロアを提案していただきました。1階はくつろぎのリビングと食の場ダイニング、2階は子どもたち専用のスペースなど、それぞれの場にレベル差をつくることで、「ゴロゴロできる場」「食を楽しむ場」「兄弟で楽しく遊ぶ場」など多様な居場所を設計してもらえました。
実際にお住まいになっていかかがですか
2階の子ども室をフルオープンにしたことで、1階の親とのコミュニケーションがスムーズになりました。いずれ独立してゆく3人の子どもたちと家で共有する時間はそう長くない。だからこそ、親子で暮らす時間を大切にしたいという念願をかなえてもらえました。
吹き抜けで上下階につながるLDK。床材は多彩な色が混在し表情豊かなアカシアを採用
壁には汚れも拭き掃除だけで済むクロスをアクセントに採用しました
リビングの脇にある子どもたちの遊び場スペース。読書をしたり楽器を演奏したり、思い思いに過ごせる空間です
階段はスケルトンにして圧迫感のないようデザイン。上下階のつながりを生む機能を果たします
玄関近くに収納を充実させ、家族専用の裏動線にしました
ブルーの扉の内部はトイレ
主寝室は、仕事や家事で疲れた心身を癒せるように配慮して、窓をあえて小さくつくり、落ち着いた印象にまとめました。家族共用のWICもあるが、寝室内には妻専用のクローゼットを完備しています
家族がゆったりと団らんできる大型のダイニングテーブルは、キッチンカウンターとしても大活躍しています
玄関ポーチの軒天はレッドシダー張り、中庭へ続く引き戸は木製ルーバーを使用
交通量が多い道路に面しているため、バッファゾーンとして駐車スペースを設け、障壁をつくって守られた住環境を実現