コラム

【家づくり】空家の適切な管理と有効活用~ 外壁塗装・定期点検・防犯対策・庭木手入れ・害虫対策・不用品処分


こんにちは、地域密着57年 愛知県日進市の工務店 伊駒建設です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は「空家の適切な管理と有効活用」についてご紹介します。

空家やその敷地の所有者は、近隣の生活環境に影響を及ぼした場合、その管理責任を問われる恐れがあります。定期的に確認し、日頃から適切な管理を行うことが必要です。

管理不全の空家を発生させないよう、家屋の所有者は管理や活用について家族と話し合い、将来への備えを行いましょう。また、お住まいの地域で管理不全の空家がありましたら市役所等へ情報提供を行いましょう。

空家の適切な管理を怠ると

◆危険です!
建物やブロック塀などが老朽化して倒壊し、通行人や近隣住民・建物などに害を与える場合があります。

◆通行の障害や害虫が発生します!
これからの季節は特に雑草、樹木が繁茂し、敷地外への越境や害虫(ハチ、シロアリなど)の発生源となります。また、ごみの不法投棄や放火の誘発など、防犯上の問題もあります。

◆罰金・訴訟の可能性があります!
空家を適切に管理せずに特定空家等に認定され、命令を受け、なお必要な措置などをしない場合、50万円以下の過料が課せられる場合があります。また、被害を受けた人から損害賠償請求など管理責任を問われる恐れがあります。

◆管理コストがかかります!
建物の改修、樹木の剪定などは適切な時期に行わないと余計なコストがかかります。また、管理不全であるとして特定空家等に認定され、市役所等から勧告を受けると、土地の固定資産税などの課税標準の特例から除外され、税額が高くなることがあります。

相続登記を適切に進めましょう

令和6年4月1日から、相続登記の申請が義務化されました。空家の適切な管理・利活用のためにも、相続が発生したら早めに相続手続きを進めましょう。

相続登記がされずに空家の名義が亡くなった人のままになっていると、手続きが進められなくなる場合があるほか、長期化するとさらに相続が発生するなど権利関係の複雑化や、話し合いのできない人が出てくるなど、手続きにより多くの時間と費用が必要になると言われています。

空家の適切な管理、有効活用のための支援体制

・各種専門団体との連携協定により業者、相談先の紹介が可能です。

◆空家を利活用したい(売りたい・貸したい)
空家バンクへの登録をお勧めします。契約などに必要な宅地建物取引業者を紹介することができるほか、各種補助制度があります。

◆空家に関する相談がしたい
司法書士会などの専門家団体を案内します。
・相続登記などに関すること
・不動産の売買や賃貸に関すること
・リフォーム・耐震診断・改修などに関すること

※各相談の連絡先や日時・予約方法の詳細は市役所の都市計画課等へお問い合わせください。

◆家を壊したい
老朽化などで著しく不良である空家を除却するための工事費の一部を補助します。(上限90万円)

被相続人居住用家屋等確認書の交付

「空家の発生を抑制するための特例措置」として、相続日から3年を経過する日の属する年の12月31日までに一定の要件を満たした場合に、当該家屋または土地の譲渡所得から最大で3千万円を特別控除する制度があります。

この特別控除を受けるために必要な書類のうち、被相続人居住用家屋等確認書については、市役所等で交付します。交付の要件や申請に必要な書類などの詳細については、市役所の都市計画課等へお問い合わせください。

空家対策に係る協力事業者登録制度について

日進市では、空家対策に関する事業の提供ができる事業者に「協力事業者」として登録いただき、空家に関して寄せられるさまざまな相談に対し登録事業者の一覧をご紹介する制度があります。

日進市空家バンクについて

日進市空家バンクは、空家を貸したい人、売りたい人が登録申請した物件情報を、空家を借りたい人・買いたい人に情報発信する制度です。お持ちの空家の有効活用たのめ、空家バンクに登録しませんか。

空家バンク関連補助制度

・空家バンクを利用して契約が成立した場合
→売買または賃貸借契約が成立した場合に必要となる仲介手数料金の一部を補助します。

・市外の人が空家バンクを利用して空家を購入して日進市に定住する場合
→リフォームに係る費用の一部を補助します。(上限30万円)
→子育て世帯については、登記や引っ越しに係る費用の一部を補助します。(上限30万円)※補助要件などの詳細は市役所の都市計画課等へお問い合わせください。
https://www.city.nisshin.lg.jp/department/tosiseibi/toshi/7/3/2/2/5328.html

空家バンク

セーフティネット住宅に登録しませんか

全国で、高齢者、障害者、子育て世帯など、住宅の確保に配慮が必要な人は、今後も増加する見込みです。

一方で、民間の空家・空室は年々増加していることから、平成29年10月からそれらを活用して住宅確保要配慮者(※1)であることを理由に入居を拒まない賃貸住宅の登録を受け付けています。

セーフティネット住宅へ登録するには、規模や構造などが一定の基準を満たしている必要がありますが、国の改修費の補助金が受けられる場合があるなど、さまざまなメリットがあります。(※2)

空家・空室の活用を考えている大家さんはこの機会にぜひセーフティネット住宅への登録をご検討ください。
(※1)住宅確保要配慮者とは
低額所得者(月収15万8千円以下)、高齢者、障害者、子育て世帯(高校生までの子どもを養育する世帯)、外国人など
(※2)国の補助を受けた場合は、住宅確保要配慮者専用住宅として10年以上管理するなどの必要があります。
メリット1
登録した空家・空室は、国が管理する専用ホームページに掲載され、広く周知することができます。
メリット2
入居者受け入れにあたり必要な改修を行う場合は改修工事費の補助を受けることができます。
メリット3
居住支援法人などによって入居前・入居後における不安を相談でき、解決のサポートを受けられる場合があります。

伊駒建設では、相続した実家の建物の修理・解体などのご相談を受付中です。
古くなった建物の外壁塗装・屋根防水・雨樋修理などは定期点検が必要です。
また空家の防犯対策や、庭木のお手入れ、建物の換気・通風など、さらにはシロアリ・ハチなどの害虫対策に加えて、不用品・遺品の処分のご相談も承り中です。
近年では、「実家じまい」「終活相談」「建物解体」「不動産売却」などのご相談も増加しております。
一人で悩まず、まずはご連絡ください。地域密着工務店として誠実に、適正な価格でご対応させて頂きます。

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おかげさまで創業57年

伊駒建設株式会社

〒470-0111
愛知県日進市米野木町土岡109番地
TEL:0561-73-6231
施工エリア:日進市・みよし市・長久手市・東郷町
豊田市・名古屋市・瀬戸市・尾張旭市・豊明市など愛知県全域

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記事掲載日:2024年07月03日







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