コラム

【災害対策】愛知県名古屋市 風水害リスクシナリオ 災害リスク・防災力に安全な住まいで備える


.
こんにちは、地域密着57年 愛知県日進市の工務店 伊駒建設です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は「名古屋市 風水害リスクシナリオ」についてご紹介します。
昨今の豪雨・台風などに備える心づもりが大切だと言われています。

 

風水害時あなたの身にせまる危機的な状況をイメージできていますか。
想定し得る最大規模の風水害リスクシナリオ
風水害リスクシナリオは、台風や豪雨による大規模な災害発生時に想定される被害や状況等を時系列でまとめたものです。災害時のリスクを適切に理解し、事前に取るべき行動や備えをしておくことで、自らの命を守りましょう。

風水害時の様々なリスク

名古屋市では、これまでに伊勢湾台風や東海豪雨といった大規模な災害を経験しており、災害は決して他人事ではありません。自宅や避難場所だけでなく、職場や学校など様々な場面の災害リスクを理解することが大切です。
市内全域で様々な危険性があります!

・浸水の長期化
伊勢湾台風では、海抜ゼロメートル地帯を中心に市域の広範囲が浸水し、名古屋市域の排水完了までに約2か月を要しました。

・地下施設への浸水
地下街や地下室、地下鉄等は、地上が浸水すると一気に水が流れ込み、階段は上れず、水圧で扉も開かなくなるおそれがあります。そのため、避難指示等が出たらすぐに地上へ避難しましょう。

・丘陵地に鉄砲水
昭和58年の台風がもたらした突発的な集中豪雨では、名古屋市名東区の丘陵地で、道路にあふれた水が鉄砲水となって坂道を下り、下校中の子供が犠牲になりました。

・水害と風害の危険性
高潮等による浸水と風による被害が重なると、建物の上階へ避難しても屋根等が壊れ、安全を確保できなくなる可能性があります。

・洪水と内水氾濫による浸水
洪水の危険性が高まっている場合、洪水よりも先に内水氾濫が発生する可能性があります。また、河川堤防が決壊すると、河川から近い地域では急激に浸水し、河川から遠い地域では遅れて浸水が始まります。

・突風による災害
突風は豪雨の際にも発生し、積乱雲に伴う上昇気流によって発生する「竜巻」や積乱雲から冷たい空気が強く吹き降り、強烈な風を吹き出して広がる「ダウンバースト」などがあります。 昭和54年には名古屋市天白区で竜巻が発生し、死者1名、負傷者5名の被害が出ています。

・土砂災害の危険性
名古屋市東部の各地で土砂災害が想定されています。過去には市内で斜面崩壊が発生し、犠牲者も出ています

・様々な地域でライフラインが停止
ライフラインの供給施設等が被災した場合、その供給地域等の全体に影響が及びます。そのため、浸水しない地域でもライフラインが停止する可能性があります。

洪水による浸水の状況や広がり方を確認しよう!

洪水は、河川堤防が決壊する地点によって浸水区域や浸水開始時間が異なります。「浸水ナビ(国土交通省)」で、様々な破堤点から浸水が広がる様子を確認してみましょう。

・ハザードマップで災害リスクを確認しよう!

「なごやハザードマップ防災ガイドブック」で、自宅等の危険性を確認し、指定緊急避難場所や安全な避難路も確認しておきましょう。日進市ほか各自治体のホームページで公表されています。

・日頃からの備え

風水害は多くの場合、気象情報や避難情報等から事前に災害の切迫度を把握できるため、事前に適切な防災行動を取ることで被害を減らすことができます。災害リスクを理解し、事前に取るべき行動や備えをしておくことが大切です。

◇リスク1:逃げ遅れ等により被災する可能性→マイ・タイムラインを作成しよう!
「なごやハザードマップ防災ガイドブック」で気象や避難等の情報について理解し、
「マイ・タイムライン」を作成しておくことで、迅速な避難につなげましょう。

◇リスク2:避難場所が大混雑する可能性→多様な避難行動を考えておこう!
避難生活を想定し、安全な親戚・友人宅、ホテル等への避難(分散避難)なども検討しておきましょう。

◇リスク3:いつもの病院が利用できないおそれ→薬も備えておこう!
災害時に備え、持病の薬は3日分(できれば7日分)準備しておきましょう。また、避難時はお薬手帳も持参しましょう。

◇リスク4:長期浸水やライフライン停止のおそれ→長期の避難生活を想定して備えよう!
浸水地域内外に関わらず、備蓄物資は7日分程度、家族の人数も考慮して用意し、想定外の出来事に備えましょう

◇リスク5:停電して冷房機器が使えないおそれ→熱中症に注意しよう

夏場の発災時に冷房機器(クーラーや扇風機など)が使えなくなることを想定し、日頃から熱中症に備えることも大切です。
・塩分補給、水分補給を行う
・携帯型扇風機やうちわで 体を涼しく保つ など

◇リスク6:帰宅が困難になるおそれ→災害のおそれのある場合は外出を控えよう!

やむなく外出した場合でも、電車やバスが運行を見合わせたら無理に帰ろうとせず、職場や学校に留まるなどの対応が重要です。
外出先に留まれない場合は、宿泊施設など、安全に滞在できる場所があるかを確認しておきましょう。

◇リスク7:浸水した家電製品による通電火災のおそれ→避難時や停電時は通電火災に備えよう!

浸水した家電製品による通電火災の対策が必要です。
・避難時にブレーカーを落とす
・家電製品のスイッチを切り、コンセントからプラグを抜く
・浸水した家電製品は使わない など

◇リスク8:ライフライン停止や交通支障が発生するおそれ→各機関のホームページを確認しよう!

災害時の情報収集:災害時には、各機関のホームページでライフライン供給停止状況、道路交通情報、鉄道運休情報等を確認することができます。

◇リスク9:通信途絶等により情報が伝わらないおそれ→「00000JAPAN」を活用しよう!

災害時に開放される、フリーWi-Fi「00000JAPAN」に接続することで、災害情報の収集や安否の確認ができます。なお、セキュリティ対策が講じられていないため、個人情報等の入力は避けましょう。

◇リスク10:自宅、職場等において浸水が発生→被害状況を写真で撮影し記録に残そう!
災害後に必要な対応:浸水被害等にあった場合、罹災証明書を取得することで様々な支援を受けられます。
各種被災者支援制度について、事前に確認しておきましょう。

◇リスク11:廃棄物が混合状態で排出され悪臭や交通障害が発生→災害廃棄物は仮置場に分別して持ち込もう!

家具等の大量の廃棄物を路上に出すと、道路が通行できなくなり、応急対策活動の支障になります。災害廃棄物は、自治体が開設する仮置場に持ち込みましょう。また、日頃から不用品は処分するようにしましょう。

◇想定し得る最大規模の風水害時のリスクシナリオ

甚大な被害により被害状況把握が難航し、救助・救出や応急復旧、被災者支援等が円滑に進まず長期化するおそれがあります。

・雨・風・河川の状況など
雨の降り方、風の吹き方、氾濫の危険がないか確認する

・気象情報/防災情報
注意報、警報、特別警報の発表に注意する:各自治体など

名古屋市リスクシナリオ

・指定緊急避難場所/指定避難所

◇リスク2 避難場所が大混雑する可能性
被害の収まった地域から多くの被災者が集まる

■停電地域では、テレビ等による情報収集や照明、空調等が使用できない
■慣れない生活環境により、高齢者や既往症を持つ人の病状が悪化
■水分不足や運動不足により、エコノミークラス症候群等の健康障害を引き起こす
■避難者増加に伴う物資不足が発生
■プライバシーやペットなどの生活ルールに関するトラブルが増加

◇リスク1 避難が遅れた場合、移動中に被災する可能性
■強風で移動が困難な状況が継続

◇リスク5 ライフラインが使用できず熱中症や生活不活発病等が増加
■浸水地域内の多くで浸水が継続

◇リスク4 長期間浸水する地域では、上階に避難した者も物資が底を尽きる
■浸水の長期化等により自宅等での生活が困難な者が指定避難所へ

◇リスク7 浸水した家電製品による通電火災が生じる可能性
■甚大な被害により、救助・救出されない可能性

・その他(学校・職場・外出先など)

名古屋市リスクシナリオ

◇リスク6 移動手段が限られ帰宅が困難になる、鉄道の運休により駅等で滞留者が発生※場所により被災者になる可能性

◇リスク9 通信途絶等で情報が十分に伝わらず混乱
■携帯電話のバッテリー切れ等により、家族との連絡や情報収集等が困難になる

◇リスク3 病院で浸水・停電・断水等が継続すると、医療サービスを受けられない
■スーパー等の休業により、物資や食料の調達が困難になる

◇リスク11 浸水解消地域では片付け作業が始まり、廃棄物が公園や道路等に混合状態で排出され、悪臭や交通障害が生じる可能性

避難生活の長期化により、衛生環境の悪化による感染症蔓延や精神疲労等による災害関連死等の課題が深刻化するおそれがあります。

・ライフライン(上下水道・電気・通信・ガス)

名古屋市リスクシナリオ

◇リスク4,8 浸水地域やその付近等においてライフラインが停止する可能性
※供給施設等が被災した場合は、浸水地域以外においても影響が生じる(上下水道・電気・通信)

◇リスク8 道路が一部通行止め、道路や鉄道が広範囲に浸水
ライフラインや道路、鉄道の甚大な被害により、長期的に身の回りの様々な生活環境に大きな支障が生じるおそれがあります。

名古屋市市役所 公式サイトより引用
https://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000173145.html

伊駒建設では、様々なことに気を付けるポイントを元に「災害に強い家」をご提案しています。
新築はもちろん、リフォームでも様々なご相談に乗りますので、ご遠慮なくご相談ください。

お問い合わせはこちら▽
https://ikoken.jp/reform-lp/

─━─━─━─━─━─

個性をカタチに、賢い家づくり
あなたが知らない、
新しい家づくりのカタチ

リフォーム・リノベーションも
お任せください

伊駒建設株式会社

〒470-0111
愛知県日進市米野木町土岡109番地
TEL:0561-73-6231
施工エリア:日進市・みよし市・長久手市・東郷町
豊田市・名古屋市・瀬戸市・尾張旭市・豊明市など愛知県全域

ホームページはこちら▼
https://ikoken.jp/

コラムはこちら▼
https://ikoken.jp/columns/

スタッフブログはこちら▼
https://ikoken.jp/staffblog/

家づくりのInstagram

庭づくりのInstagram

─━─━─━─━─━─

記事掲載日:2024年08月19日







イベント情報



建築実例



家づくり



コラム



お客様の声


   
 

お問い合わせ
些細なことでもご相談ください


 
 
会社概要
おうち見学
資料請求
インスタグラム
賢い家づくり勉強会
お庭づくり
リフォーム
WEB相談申込受付