コラム

【家づくり】住まい方の手引き②~季節別 快適住まいのアドバイス~


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こんにちは、地域密着57年 愛知県日進市の工務店 伊駒建設です。
いつもご覧いただきありがとうございます。

今日は「住まい方の手引き~季節別 快適住まいのアドバイス~」についてご紹介します。

季節別 快適住まいのアドバイス

快適住まいのアドバイス

伊駒建設が建てる高断熱・高気密住宅ならではの特徴を生かした、「エネルギーを節約しながら省エネで快適に暮らせる工夫」をご紹介します。

爽やかな季節(春/秋)

気候のよいときは窓を開けて外気を取り入れましょう。
春や秋の気候のよい時期は、開放感を楽しむために、窓を開けても問題はありません。
花粉が気になる場合は、窓を開ける換気を行わなくても、計画換気が行われていますので大丈夫です。

高温・多湿の季節(夏/梅雨・秋雨)

快適な冷房の温度・湿度

冷房は25~28℃(※参照)、湿度は40~60%(※参照)を目安にしましょう。

室温を下げすぎるとエアコンの吹き出し口やその付近で結露が発生することがあります。また、冷気が直接あたると不快ですので、吹き出し口の角度を調整するなどの工夫をしましょう。

伊駒建設の建てる高性能住宅では、壁からの輻射熱が少ないので、蒸し暑い夏でも湿度管理をすれば、一般住宅に比べ、冷房の設定温度が少し高めでも快適に過ごせます。

湿度が高くなったときはエアコンの除湿機能を利用して湿度管理梅雨の晴れ間など、長雨の後は外気の湿度は90%になることもあり、カビが発生しやすい環境になります。エアコンの除湿機能(※参照)に加え、室内の清掃をこまめにすることがカビの発生の防止になります。

※エアコンの種類によっては、 除湿機能は冷房よりも消費電力が高くなり電気代がかかります。 除湿機能の種類を取扱説明書等で把握したうえで除湿と冷房を上手に使い分けしましょう。

・入浴後の湿度管理
浴室の悩みといえば、カビが発生しやすいこと。
カビの発生要因である、栄養源、水分、酸素、温度の4つが揃いやすい環境だからです。

そのため入浴後はまず、壁や床の汚れや皮脂を洗い流します。
タオルなどで壁面の水分を拭き取ったり、スクイージー(水切りワイパー)などを使うのも効果的です。

浴室内は温度・湿度が高いので、換気扇を回したうえで余分な水蒸気を出さないように浴室にフタをする、ドアを閉めるなどの工夫をしましょう。
また、確実な換気を行うための換気扇、浴槽のサイドパネル、排水口、シャワーヘッドや棚などカビが発生しやすい箇所はこまめに掃除しましょう。

・夏季のご入居・長期の外出の場合
ご入居当初や長期間外出していた場合は、建物全体が暖まっているので快適温度になるまでに時間がかかります。そのため、しばらくの間は冷房の温度をやや低めに設定することをおすすめします。ただし、設定温度を無理に下げる必要はありません。

・冷房効果を高める工夫
伊駒建設の建てる高性能住宅は、保温性にすぐれた住宅なので、夏の日差しが室内に入ると、部屋の温度を高める原因になります。

夏は、窓(特に西側)に日除けをつけて、日差しが直接室内に入り込まないような工夫が効果的です。窓には外付けのブラインド・シェード・すだれ(日除け)等をつけることをおすすめします。外付けの場合、室内に取り付けするよりも約3倍の日射遮へい効果があると言われています。

また、西洋アサガオやヘチマ・ゴーヤなどのつる性の植物で建物の窓や壁をおおい、強い夏の日差しを和らげるグリーンカーテンも効果が期待できます。

寒く、乾燥する季節(冬)

・快適な暖房の温度・湿度
暖房は18~22℃※、湿度は40~60%(※参照)を目安にしましょう。

暖房温度を上げ過ぎると相対的に湿度が下がり、喉の乾きを感じることがあります。また、加湿のしすぎは窓面などに結露を発生させることがあるので要注意です。

・日 中(昼間)
日中はカーテンを開けて、光を部屋の奥までたっぷり取り入れましょう。冬の暖かい日差しが室内を暖め、省エネ暖房ができます。
・夜間
伊駒建設の建てる高性能住宅は、すきま風や冷気の吹き込みが少ないので、一般住宅に比べて暖房の設定温度が少し低めでも快適です。

寒く乾燥する季節

・加湿の工夫
湿度の低い冬は室内が過乾燥気味に感じることがありますが、乾燥予防のために加湿器に頼りすぎるのはおすすめできません。過度な加湿は壁の表面や内部に結露を発生させ、腐朽やシロアリ発生の原因に。結果的に建物の寿命を縮めます。

また、湿度が上がるとカビやダニが発生しやすくなり、においや空気質の悪化を招きます。空気の温度が高くなればなるほど湿度は下がるため、乾燥感が強くなります。対応策として、エアコンの吹き出し温度を低く設定すると、その分乾燥も抑えられます。また、室内干しの洗濯物から発生する水蒸気を利用する方法もおすすめです。

・窓からの冷気について
窓を閉めていても、窓面から冷たい風を感じることがあります。外の冷気が室内に入ってくるのではなく、空気が窓面で冷やされ、伝わってくる現象です。これを「コールドドラフト」といいます。

伊駒建設の建てる高性能住宅では断熱性能の高い窓を使用しているので、一般の住宅に比べてコールドドラフトが起きにくい仕様ですが、気になる場合は窓際へのパネルヒーター設置や、カーテンの長さを変えるなどして調整してください。。

・冬季のご入居・長期の外出の場合
ご入居当初や長期間外出していた場合は、建物全体が冷えているので、快適温度になるまでに時間がかかります。そのため、しばらくの間は暖房の温度を普段より少し高めに設定することをおすすめします。ただし、設定温度を無理に上げる必要はありません。

一年を通して

快適住まいのアドバイス

・室内、部屋間の温度差の目安
室内では天井付近と足元の温度差が2~3℃以内、部屋間の温度差が5℃以内がストレスを感じない温度差の目安です。

・カーペットやカーテンなどで音の響きを和らげましょう
カーテンやカーペットは音を吸収しやすいので、上手に利用して音の響きを和らげましょう。

・生活に合わせて24時間換気システムの換気量を調整してください

普段の生活では、あらかじめ設定された強度の運転で大丈夫です。大勢の人が集まった場合は、湿度が高くなりやすいのでコントローラーで強度を上げてください。湿気の排出後は通常の強度に戻してください。

・結露について
空気は水蒸気を含んでいます。ある温度の空気が含むことのできる最大の水蒸気量(飽和水蒸気量)を超えてしまうと水滴になって現れます。これが結露です。

また空気中の温度が高ければ高いほどたくさんの水蒸気を含むことができるという性質があります。以下の場合は、一時的に結露が起こる可能性があります。

下記の要因を取り除いても結露が続く場合は伊駒建設にご相談ください。
伊駒建設で使用する 樹脂サッシは、アルミサッシよりも結露が発生しにくい仕様ですが、全く結露が発生しない訳ではありません。建物の環境、生活の仕方によって発生する可能性があり、また完全には回避できないことを予めご了承ください)。

要 因
・ 室内温度が低すぎる
・ 大勢の人が集まっている
・ 24時間換気システムが止まっている
・ 換気システムのフィルターが目詰まりしている
・ 長時間の加湿、洗濯物を室内に大量に干している

・においについて
室内のにおいが気になった時は、以下の点をまず確認しましょう。下記の要因を取り除いてもにおいが気になる場合は、伊駒建設までご相談ください。

要 因
・ 24時間換気システムが止まっている
・ 換気システムのフィルターが目詰まりしている
・ 調理中にキッチンのレンジフードを回していない
・ 開放型の暖房機器等を使っている

非常時の対応・防犯対策

非常時の対応

火災

火災の主な原因の1つは、煙草の不始末です。特に寝煙草はきちんと消したつもりでも、知らないうちに寝具に火がついてしまうことがあります。

また、揚げ物をする際には近くから離れないように心掛けることが大切です。少し離れた隙に火がついてしまうケースも少なくありません。

火の取り扱いには十分に注意し、以下の注意事項についても日頃から意識することで火災のリスクを低減することができます。

火災に気を付けるポイント
・ 調理用器具のそばには燃えやすいものを置かないようにしましょう。特に油などは引火しやすいので注意が必要です。
・ 電子レンジやオーブントースターなど、高温になる電気製品は壁面よりも15cm以上離して設置しましょう。
・ お風呂の追い焚きの際には、水位を確認しましょう。空焚きは配管の焦げ付きや火災の原因になります。
・ 各階に消火器を1台ずつ常備しましょう。また、有効期限も定期的に確認してください。

地震
伊駒建設の建てる高性能住宅は耐震性能が高いため、大地震が発生しても建て替えや大規模な修理が必要になるリスクは低いですが、震度5以上の地震となると、家具が倒れたり物が落下したり怪我をする可能性があります。

これらの被害を最小限に抑えるためにも、日頃から地震に備えるよう心掛けましょう。また地震後に万一、基礎や外壁に亀裂が生じたり損傷した場合は、点検が必要ですので伊駒建設まで連絡してください。

地震に気を付けるポイント
・ 飛び出し防止のストッパーが付いていない扉式の棚では、中身が飛び出さないように止め金具を取り付けることを推奨します。また、食器棚や本棚の収納は重い物を下の方に入れて重心を下げるよう心掛けましょう。
・ 寝室の壁には額縁や装飾品を掛けないようにしましょう。
・ 部屋の出入り口付近に収納家具などを置かないでください。 倒れたり移動したりして避難が困難になる可能性があります。

停電
停電によって換気システムが停止すると室内の二酸化炭素の濃度が徐々に高まりますが、
短時間の換気システムの停止(半日程度)では、人体に悪影響が出る心配はないとされています。ただし、結露や蒸し暑さなどの影響が出る可能性がありますので、長時間の停電で換気システムが停止している間は、窓などを開けて外気を取り入れてください。停電復旧後、換気システムが作動しているか確認してください(換気システムによっては自動で作動し始めますが、念のため確認するようにしましょう)。

停電に気を付けるポイント
・ 災害時の停電に備える場合、食料や飲料水は3日分の備蓄が推奨されています。 この量があれば、国や自治体の支援が始まるまでの間や復旧するまで乗り切れると言われています。

飲料水は1日あたりの1人分が3リットルを目安とし、食料は冷蔵不要で長期保存が可能なものが便利です。いざという時に備えて、適切な準備をしておきましょう。
・ 停電時に足元や手元を照らせるよう、懐中電灯を備えておきましょう。
・ 連絡手段や情報収集ができなくなってしまうリスクに備え、家族の人数分の携帯電話やスマートフォンのモバイルバッテリーを用意し、充電しておくようにしましょう。
・ 自家発電機や蓄電池があれば家庭内の電力をまかなうことができます。
停電時に動かしたい製品を把握し、容量や出力などから製品を選び備えておくことをおすすめします。

台風
台風が接近し暴風雨が予想される際には、瓦が飛んで窓に当たったり、家が揺れて物が落下したり、物が飛ばされて人に怪我をさせる可能性があります。台風の進路は一定程度予測できるものなので、万一の場合に備えて十分な対策を講じ、台風による被害を最小限に抑えましょう。なお、洪水などにより床下が浸水した場合は、基礎や土台などの点検が必要なので施工会社へ連絡してください。

台風に気を付けるポイント
・ 台風が接近する前に、周辺に強風で飛んだり倒れたりするものがないか確認しましょう。
・ 台風後に、周辺の電線に大きなたるみや破損がないか確認してください。
電線が屋根や雨どいに触れるとスパークしたり、漏電の原因になる可能性があります。
異常を見つけたら速やかに電力会社へ連絡してください。

防犯
家族や住まいの安全を守るために、十分な防犯対策を講じましょう。泥棒の侵入経路を断つことや、サッシやドア周りの対策を行い、狙われにくく侵入を困難にすることが重要です。

防犯に気を付けるポイント
・ 泥棒は光を嫌います。灯りが少ない場合や人通りが少ない場合には、人を感知して点灯するセンサーライトなどを活用しましょう。
・ 2階からの侵入の足場になりやすい物置などは、家から遠ざけて設置することが大切です。
・ 窓ガラスには補助鍵を付けたり、破壊音に反応して大音響を発するガラスセンサーを装着するとよいでしょう。
・ 在宅時でも、特に外からの視線が少ない部屋は施錠しておくことをおすすめします。
・ 表札やポストに見慣れない暗号のようなものが書かれている場合、悪質な訪問販売業者などが訪問先の個人情報や在宅情報をマーキングした可能性があります。見つけた時は迅速に消すようにしましょう。

伊駒建設では、様々なことに気を付けるポイントを元に新築住宅をご提案しています。
新築はもちろん、リフォームでも様々なご相談に乗りますので、ご遠慮なくご相談ください。

お問い合わせはこちら▽
https://ikoken.jp/study-lp-kobetsu/

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記事掲載日:2024年07月08日







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