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こんにちは、地域密着57年 愛知県日進市の工務店 伊駒建設です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は「住まい方の手引き～安心で快適な暮らしのために～」についてご紹介します。
伊駒建設が建てる、高断熱・高気密住宅は、安全に住まうために注意事項をお守りいただいたり、性能を発揮するため定期的にメンテナンスを行っていただく必要があったりと、一般の住宅とは異なる点がございます。
この特徴をご理解いただき、より快適に暮らしていただくためのアドバイスや注意事項、禁止事項をまとめたものです。
皆さまにお読みいただくとともに、ご記憶に留めていただい、ご活用いただけますと幸いです。
目次
安心・快適にお住まいいただくために
高気密高断熱の特徴
「光熱費を抑えながら夏涼しく、冬暖かい」「地震に強い」などの特徴をもつ伊駒建設の高性能住宅は、その性能を発揮するために高断熱窓や24時間換気システム、伊駒建設オリジナルの部材を使用しています。
一般の住宅とは構造や設備が一部異なるため、一年を通して安心して快適に過ごしていただくために気を付けていただきたいいくつかのポイントがあります。
警告・注意事項
・キッチンで火を使うときは、必ずレンジフード（換気扇）を回して換気してください。酸欠や一酸化炭素中毒の恐れがあります。
・一酸化炭素（CO）を室内に放出する開放型（※参照）の燃焼器具、湯沸かし器等は絶対に使用しないでください。酸欠や一酸化炭素中毒の恐れがあります。
※開放型とは、室内の空気を燃焼させ、その燃焼空気をそのまま室内に放出する仕様のものをいいます。
・長時間の車の暖機運転は、建物から離れて行ってください。酸欠や一酸化炭素中毒の恐れがあります。
・24時間換気システムのフィルターは定期的に清掃してください。
換気システムのフィルターが目詰まりすると「結露する」「蒸し暑くなる」など、住まいの性能低下の原因となります。掃除機などでフィルターの汚れを取り除いてください。
・24時間換気システムの運転は止めないでください。
室内の空気の汚れや結露による住まいの性能低下の原因になります。
・第３種換気システムをご使用の場合、すべての給気口は常に開けておいてください。
お子様がいたずらなどで、給気口を閉じてしまうことも考慮して、時々開いているかどうかを確認してください。
・新たにエアコンを設置したり、増改築する場合は、施工会社やメーカーの問い合わせ窓口へご連絡ください。施工の際は、高断熱・高気密の住宅について熟知した業者の対応が必要不可欠です。知識のない業者が施工した場合、漏水等の不具合が起こる危険性もあります。
・ご不明な点がある場合は、24時間換気システムの取扱説明書をご覧ください。
その他、異常が発生した場合には、24時間換気システムの取扱説明書記載の問い合わせ先まで、ご連絡ください。
メンテナンスについて
●メンテナンススケジュール
末永く安心で快適な暮らしを維持していくためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
こまめに点検を行い早期にメンテナンスを行うことで、資産価値の維持にも繋がりますし、大規模修繕などによる大きな出費を防ぐこともできます。適切なタイミングで実施できるよう、メンテナンススケジュールを参考に計画を立て、予算を確保しておくようにしましょう。
日々のお掃除、定期的なメンテナンスによって大切なおうちの状態は大きく変わります。
またコスト面においても、こまめなメンテナンスをする方が費用を抑えられることがわかっています。
安心で快適な暮らしのために知っておいていただきたいポイントをお伝えします。
屋根について
屋根は住宅の一番高い部分にあり普段目にする機会が少ないため、メンテナンスへの意識が低くなりがちですが、日頃から日光や風雨にさらされているので、定期的なメンテナンスが欠かせません。屋根は住宅の構造部分を風雨や紫外線から保護する重要な役割を担っているため劣化が進むと住宅の寿命が短くなり、全体の補修に余計なコストがかかる恐れがあります。
ただし、屋根に上がって点検することは非常に危険ですので、必ず専門の業者に依頼してください。自身で状態を確認する場合は、ベランダや脚立から確認できる範囲で、安全な方法で行ってください。雨漏りを早期に発見するために、天井の点検口から水が回っている箇所がないか確認することもおすすめします。伊駒建設では屋根補修や塗装防水のメンテナンスももちろんご対応いしています。
外壁について
外壁材は耐久性の高い素材が選ばれていますが、屋根と同様に外気に面しているので、定期的に点検・手入れを行わないと劣化が進みます。また、建てられている環境によっても劣化の進行速度が異なりますので、定期的な点検とは別に、年に1～2回は外壁の状態をチェックすることをおすすめします。ひび割れや剥がれ、カビやコケ、金属部 の サビ、チョーキング減少（※参照）がないか確認しましょう。
※チョーキング減少：外壁に触れた手に白いチョークの粉のようなものが付く状態。塗装のはがれなどにより塗料の一部が露出しており、防水性が失われて浸水の原因になります。放置せず伊駒建設までご連絡ください。外壁・屋根・雨樋など家の外回りの防水塗装は、風雨や紫外線などから守るために10年ごとのメンテナンスが望ましいと言われています。
住宅設備（水回り）について
日常的に使用するキッチン、バスルーム、洗面所、トイレなどの水回りは劣化が進みやすいため、将来的にはメンテナンスや取り替えが必要になる可能性があります。事前に予算を確保して必要な時のために備えるようにしましょう。
特にトイレやバスルームは、突然のトラブルが生じると生活に大きな支障をきたす可能性があります。トラブルが深刻な場合は修理に時間がかかるため、定期的なお手入れと点検が欠かせません。
水回りでは水アカやサビ、カビの発生源となるため、こめに水滴を拭き取ることが重要です。お風呂の鏡は使用後に乾いたタオルで拭き取ることで綺麗な状態を長く保つことができます。
キッチンは目に見える調理機器やレンジフードだけではなく、内部の見えない排水管の掃除も行いましょう。汚れ具合を目で見て確認することが難しい一方で、油汚れなどが蓄積し、ニオイが気になり始めたり、水の流れが悪くなるなどの症状が出始めた頃には相当汚れてしまっていることもあります。
1～２か月に一度は市販のパイプクリーナー等で掃除することをおすすめします（水回りの使用頻度によっても異なりますので、製品の説明書をよく読み使用しください）。
室内建具（ドア）について
１～２週ごとに1度、柔らかい布を使って乾拭きしましょう。日々触れる取っ手部分はこまめに拭くことで清潔さを保つことができるので安心です。気になる汚れがあれば、中性洗剤をお湯で薄め、しっかり絞った布で拭き取ります。
※シンナーやベンジン、酸性・アルカリ性洗剤などの薬品は変色・変形、破損の原因となるので使用しないようご注意ください
床（フローリング）について
掃除機で取り切れない細かなホコリは、乾拭きか固く絞った雑巾やモップで拭き取ります。フローリングがオイルなど浸透性塗料で仕上げられている場合は、白濁したり、膨張して塗装が剥がれたり、毛羽立ちしたりする可能性があるため、水拭きは避けましょう。
無垢材の場合、おおよそ2～3か月に一度のクリーニングで、自然の風合いを長く保つことができます。
クリーニング方法はフローリングの材質によっても異なります。
・無垢材の経年変化を愉しむ
素材は必ず年月を経て変化します。手間を掛けなければゆっくりと劣化していき、手間を掛ければ美しく変化しながら長く使い続けることができます。
まるで革製品やヴィンテージデニムのように、年月が経つにつれて艶が出たり、色に深みが出たり。心地よく暮らしながら材質によって異なる変化を愉しめるのも無垢材の魅力の一つです。
価値ある素材を劣化させるのではなく、美しく変化させるために、定期的にお手入れをしましょう。
天井・壁（クロス）について
壁には細かい凹凸があるため定期的にハタキで上から順にホコリを払い落としましょう。拭き掃除は内装材の素材によっては傷める原因となるため、メーカーのホームページを確認するようにしてください。
また、直射日光による日焼けや経年による色落ち、煙草のタールが壁に付着した場合に変色がみられる場合があります。メンテナンススケジュールを参照して定期点検を行い、必要であれば施工会社による貼り替え(素材によっては塗り替え)を行うことをお勧めします。
換気（24時間換気システム）について
汚れた空気・生活臭・湿気を排気口から排出し、外の空気は、
フィルターでホコリや砂塵を少なくしてから取り入れることで、室内の空気をきれいに保ちます。
伊駒建設の標準仕様：24時間換気システム
・第1種換気システム（機械給気・機械排気）
機械的に強制給排気を行い、外の風速変化に関わらず、常に適正な換気量を維持できます。
熱（温度）と湿度の両方を交換する、全熱交換型を採用しています。熱交換率も高く冷暖房の効きが高まるシステムです。
伊駒建設ではオプションで、地中熱利用換気システムも採用可能です。
・使用上の注意
24時間換気システムですので、電源を落とさないでください。また、伊駒建設が建てる高性能住宅は高気密なため、一つでも窓などが開いている場合は、正常な風量・風流となりませんのでご注意ください。
その他メーカーの取扱説明書等をご確認ください。
・お手入れが必要な理由
24時間換気システムのフィルターは外からのさまざまな汚れを室内に取り込まないようにブロックします。
このフィルターが目詰まりを起こしてしまうと、給気の際に綺麗な空気を汚し、排気の際には汚い空気を室内に滞留させてしまうので、換気システムが正常の役割を果たしません。
また、ホコリなどの汚れが蓄積されることで、害虫が発生したり、換気システムが故障したりするリスクも高まります。
指定された頻度で清掃することで正常に換気ができますので、
取扱説明書に記載されている頻度を目安にお掃除をお願いいたします。
・お手入れ方法・頻度
導入されている換気システムによって異なりますので取扱説明書を必ずご確認ください。
※お手入れはマスク・手袋を着用した状態でお掃除をしましょう。
ご不明な点は伊駒建設までご相談ください。
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